No.60新着 相対的貧困率の国際比較(OECD・2021年):日本15.4%、米国15.2%、フランス8.5%。日本の65歳以上は20.0%
OECDの所得分配データベースで、所得が国の中央値の半分に届かない人の割合(相対的貧困率)は2021年に日本15.4%。米国15.2%、韓国14.8%、ドイツ11.8%、英国11.7%、フランス8.5%、デンマーク6.3%。
本文と出典
【要点】
・OECDの所得分配データベース(IDD)は、税・社会保険料を引き、年金や手当などを足した「可処分所得」が、その国の中央値の50%に届かない人の割合を「相対的貧困率」として国ごとに出している。
・日本の最新値は2021年の15.4%。同じ2021年で比べると、米国15.2%、韓国14.8%、スペイン14.4%、イタリア12.8%、ドイツ11.8%、英国11.7%、フランス8.5%、フィンランド6.7%、デンマーク6.3%。
・日本は65歳以上が20.0%と高く、18歳未満は11.5%だった。
【数字・中身】
相対的貧困率(2021年・%・中央値の50%基準・小数第1位に丸めた):
・全体:日本15.4、米国15.2、韓国14.8、スペイン14.4、イタリア12.8、ドイツ11.8、英国11.7、カナダ10.5、オランダ10.0、スウェーデン9.2、フランス8.5、フィンランド6.7、デンマーク6.3
・65歳超:韓国39.3、米国22.8、日本20.0、カナダ14.8、英国14.5、ドイツ12.6、スウェーデン11.1、フランス5.8
・18歳未満:スペイン20.5、イタリア15.7、米国14.0、英国12.7、オランダ12.0、フランス11.9、日本11.5、ドイツ11.1、韓国9.6、デンマーク4.0、フィンランド2.9
日本の推移(全体):
・2018年15.7 → 2021年15.4
より新しい年がある国の例(全体):
・米国18.1(2022年・2023年)、英国12.6(2023年)、ドイツ11.3(2023年)、韓国14.9(2023年)
【背景】
・日本の値はデータベースに2018年と2021年しかなく、毎年の値がない。
・米国の2021年の値は、前後の年(2020年16.4、2022年18.1)より低い。
【注意】
・相対的貧困率は「その国の中で」所得の低い人の割合で、国どうしの暮らしの絶対的な水準をそのまま比べるものではない。
・所得には現物給付(医療・介護サービスなど)や資産は含まれない。
・データの取得は2026年10月(OECDの統計データベース)。数値は改定されることがある。
【原文】
・Income distribution database(OECD, DSD_WISE_IDD@DF_IDD)https://sdmx.oecd.org/public/rest/data/OECD.WISE.INE,DSD_WISE_IDD@DF_IDD,/all?startPeriod=2018
【出典】
・Income distribution database(OECD 統計データベース・2026年10月取得)https://sdmx.oecd.org/public/rest/data/OECD.WISE.INE,DSD_WISE_IDD@DF_IDD,/all?startPeriod=2018
情報・意見(0件)
情報や意見を書くにはログインが要ります(読むだけならログインは要りません)。