No.27新着 世帯主が外国籍の受給世帯の医療扶助(2023年7月の1か月):37億6,992万円・1人あたり5万9,325円
厚労省の1回限りの調査で、世帯主が外国籍の受給世帯の医療扶助は2023年7月の1か月で37億6,992万円、受給者4万18人。1人あたりは5万9,325円で、受給世帯全体の7万9,830円より低かった。
本文と出典
【要点】
・厚生労働省は「世帯主が日本の国籍を有しない被保護世帯における医療扶助額等調査」を行い、2025年8月27日に結果を公表した(全国約1,250の福祉事務所・有効回答率100%)。
・2023年7月の1か月間の医療扶助は37億6,992万4,451円、受給者は40,018人。介護扶助は2億154万5,404円、受給者10,189人。
・受給者1人あたりの医療扶助は、世帯主が外国籍の世帯で59,325円、受給世帯全体で79,830円。介護扶助は3,172円と4,269円。
【数字・中身】
2023年7月(1か月)の結果:
・医療扶助の総額:3,769,924,451円/受給者40,018人
・介護扶助の総額:201,545,404円/受給者10,189人
被保護人員1人あたり(同調査の参考比較):
・医療扶助:全体79,830円/世帯主が外国籍の世帯59,325円
・介護扶助:全体4,269円/世帯主が外国籍の世帯3,172円
地域別の医療扶助(一部・都道府県の数字は政令市・中核市を除く):
・東京都5億3,458万円(6,496人)、京都市2億3,092万円(2,066人)、神戸市2億787万円(2,100人)、横浜市2億255万円(1,951人)、名古屋市1億6,877万円(2,217人)
【背景】
・医療扶助・介護扶助は医療機関などへの現物給付で、外国籍世帯の分だけを毎月取り出す仕組みがないため、自治体が受給者番号をレセプトと突き合わせて集計した。厚生労働省は、外国籍世帯の金額を把握できるのはこの2023年7月分のみとしている。
【注意】
・調査の対象は「世帯主が外国籍の世帯」で、その世帯の日本国籍の配偶者や子の分も含む。外国人だけの金額ではない。
・全体側の数字は「生活保護費経理状況報告書」の2023年7月分で、その後の精算などで変わることがあると注記されている。
・1か月だけの調査で、年間の金額ではない。
【出典】
・世帯主が日本の国籍を有しない被保護世帯における医療扶助額等調査 結果の概要(厚生労働省・e-Stat・2025年8月27日公開)https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&layout=datalist&lid=000001464687
・同調査 調査の概要(厚生労働省)https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/175-1a.html
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